藻場領域

調査目的

沿岸海域の主に水深20mまでに大型の海草・海藻類が高密度に生育する海中の草原や森林は藻場と呼ばれます。

藻場は、沿岸生態系における主要な基礎生産の場として重要ですが、沿岸開発などによって大きく減少してしまいました。

私たちは、これらの藻場を対象として、生態系・生物多様性をはかり、保全して、海洋生物資源を安定供給する技術の開発に資する調査に加え、回復技術についても開発を進めています。

調査項目

地形やアマモ場の分布のドローン技術での計測

ドローン技術により、藻場の分布を安価で、精度よく把握します。

アマモの遺伝子解析

把握したアマモ場内のアマモの遺伝子を解析し、エリア内における系統樹の作成から、系統群の分布を明らかにします。

  • アマモ場
  • 系統樹と分布

種苗ネット法による藻場造成

種苗ネットに着生したアカモクを移植することによる藻場造成を推進します。

  • ネットに着生したアカモクの幼体
  • 種苗ネットにより造成された藻場

魚類の食害防止対策

囲い型食害防止ネットを設置することにより、ネット内部における魚類の食害を防止します。

  • 囲い型食害防止ネット
  • ネットを設置した藻場

ブルーカーボン算定に不可欠な海草・藻類現存量調査

潜水士による観察だけではなく、水中ドローンを使用することで安価で精度よく調査が可能です。

  • 水中の観察状況