藻場造成の方法


藻場造成は、次の1〜8という工程を経て、造成海域に種苗ネットを敷設することにより行います。特許 第1680566号および第1680567号

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1.種苗ネット
2.種付け
3.種付け後、30日目
4.種付け後、3ヶ月目
5.中間育成(沖出し)
6.造成海域への敷設前
7.敷設直後
8-1.造成された藻場
8-2.次世代の幼体


SYUBYOU-NET 1.種苗ネット

 水槽の中に種苗ネットを敷き詰めます。

TANETSUKE 2.種付け(4月中旬)

 敷き詰めた種苗ネットにホンダワラ類の卵(らん)を撒きます。
 この時、一株の母藻から数十万粒の卵が得られるため、母藻を大量に採取する必要はありません。

youtai 3.種付け後、30日目

 走査電子顕微鏡で拡大して撮影しました。ネットの撚糸の隙間に仮根が入り込んでいます。ちなみに、これは二株が仲良く並んでいる写真です。藻体の長さは1mm程です。

youtai 4.種付け後、3ヶ月目

 藻体の長さは3mm程度になり、海藻らしくなっています。

TYUKANIKUSEI 5.中間育成(7月上旬から11月頃まで)

 ある程度まで藻体が成長したら、波の静かな海域でのり養殖用の筏を使って中層に種苗ネットを設置して、海藻を育てます。

HUSETUMAE 6.造成海域への敷設前(12月中旬)

 藻体の長さが20cmにまで育っています。

HUSETUTYOKUGO 7.敷設直後(12月中旬)

 ネットを伸張して海域に敷設します。

ZOUSEISARETAMOBA 8-1.造成された藻場(3月下旬)

 敷設された海藻は、藻体の長さが3m近くまで育っています。 造成された藻場を、魚類等の被食から守るために藻場防御ネットで囲むなどいろいろな工夫を行っています。
 鞆浦漁業協同組合の協力の下に、藻場防御ネットの設置やウニの除去などを行っています。


JISEDAINOYOUHAI 8-2.次世代の幼体(6月)

 造成された藻場では、成熟した母藻から卵が放出され、その卵が発芽して、現在、かわいい次世代の幼体が生長しています。左の写真をクリックすると幼体写真館に入れます。





※ここに紹介した写真は、徳島県海部町(那佐湾)における、『沿岸漁場整備開発事業藻場造成業務』から抜粋したもので、
 シャトー海洋調査が実施しました。
※種苗生産は神戸市漁業協同組合の施設協力です。